北島康介選手のプラス思考 |
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水泳の北島康介選手の快挙は、日本中を明るいムードにしてくれました。 ![]() 彼の名前の中の康の字は、はじめに何をあらわしたのか断定できませんが、補強された植物を描いた絵のようであり、「しっかりと立つ」「丈夫」の意味で使われました。名づけでは、名前そのものではなく、名づけた親の感覚が子に伝わるというのが原則です。康の字が名前に使われる場合も、親の感覚にはいろいろなケースがありますが、北島康介選手の場合は、親の感覚はじつに素直で、正直に本音を表現した名前にみえます。そしてご本人はまさに名前の通りです。自分の努力で実力をみがいて名声を得て、世界の強豪をはねのけて金メダルをいくつも奪いました。このように外国で堂々と日の丸を揚げさせるような人が、世界から尊敬されるのです。 北島選手は人間のスケールが大きく、教育者としても一流になれる人ですから、日本の教育界も彼の生きざまから積極的に学び、こういう若者をふやしてほしいものです。 北島選手は脳科学者の林成之氏から、マイナスイメージの言葉をいっさいしゃべらない訓練を受けたそうですが、こうしたプラス思考は、口で言うのはカンタンでも、きちんと訓練をしなければ身につかないものです。 私たちは自分で気がつかずに、ふだんはよく逆のことをしています。人から反感をもたれないよう、ことさら自分を卑下し、「どうせ……だ」などと先に答をきめて、ついつい努力をおこたっています。 かつて発明学会の豊沢豊雄会長も、「頭の老化は若いうちに始まる。それはカンタンに見分けられる」と言いました。それは、「できない」「ムリ」「むつかしい」という言葉をしゃべる回数の多い人ほど頭がサビている、というのです。私たちは、こういう否定的な言葉で他人の意見や提案をするどく切りくずす人を、頭のキレる人のように見てはいないでしょうか。でもそういうことをする人に、創造力豊かな人がいたためしはないそうです。 というわけで私たちはふだんから、前向きに生きる人を手本とし、その言動から多くのことを学んで、プラス思考をきたえたいものです。 |
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