ゴルフを絵にした名前 石川遼・宮里藍 |
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左側のシンニュウは、道路の半分と足を描いており、行進を意味します。右側は断定はできませんが、火のついた木とも考えられ、「つながる」「続く」という意味をあらわします。瞭(遠くまで見える)、燎(火が広がる)、寮(部屋が続く建物)、僚(人がつながる)の字にも含まれます。つまり遼の字は「遠くまで歩き続ける」という意味をあらわす字です。いかにも芝生の上を歩き続けるゴルファーのイメージがあります。 最近は石川遼さんの影響で、お子さんの名前に遼の字を名前に使いたいという希望者もふえています。ただし有名人の場合はいいのですが、この字は電話などではやや説明はしにくい字で、また1字でつけますと、ハルカと読む女性の名前もありますので注意しなければなりません。 藍の字の下側にある「監」は、もとは人と、容器と、下を向く目を描いた絵のようで、容器にいれたものをじっと見ることをあらわし、囲って観察するという意味です。檻(おり)、鑑(かがみ)、艦(いくさに使う船)の字にも使われています。藍の字はクサカンムリと監で、草を容器に入れて作る染料の、閉ざされたような深い青色を意味します。 ただしこの字は別の見方をすれば、草の上で、ホール(容器)をじっと見る人、という意味にもなり、この字もまさにゴルフを絵にしたようでもあります。 このように人の名前の中には、本人の活動分野や生きざまをそのまま表現したようなシンボル(象徴)名前というのがあります。もちろん親はそのことを意識して名前をつけたわけではないでしょう。遼の字や藍の字の成り立ちを知っている親は少ないはずです。ただ、意識していないときにかぎって、そういうことがおきるのです。 私たちはふだんでも「うわさをすれば影」とか、冗談で言っていたことが本当におきる、というようなことはよく経験します。人間の無意識というのは、このように何かを予知することがあり、自分ではまったく気がつかずに子供の将来を予言するような名前をつけることもあるようです。ただし「子供をプロゴルファーにしてやろう」などと意識的にそういう名づけをしても、本人は名前の通りになるわけではありません。 |
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