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最近は、極端な珍奇名前が個性的なように思われ、一部のお子さんにつけられています。つけているご本人たちはキラキラネームと呼んだりしていますが、「そんな名前は読めない」「子供がかわいそう」といった批判も聞かれます。
これについては、知っておいていただきたいことがあります。
1 まず、名前は珍名だからいけないということはありません。たとえば美笛(みてき)という名はめずらしいですが、使いやすい、しゃれた名前でだれからも好感がもたれるでしょう。でももし鳥羽(つばさ)、星(すたあ)などという名前をつけたとしたら、だれにも読めず、男女をまちがえ、社会で混乱がおきて多くの人が迷惑し、本人もイヤな思いをしながら一生使わされることになるかもしれません。
このようにめずらしい名前にも天地の開きがあるのです。逆にいま多い人気の名前でもまちがった読み方の名前、男女をまちがえる名前はかなりあります。つまり名づけで大事なことは多いか少ないかではなく、名前に欠陥があるか無いかです。
ただ一般的には、名前はめずらしくするほど大きな欠陥が出たり、本人に一生恥をかかせることがおきやすいので、細心の注意が必要だということです。
ただし実名でなく芸名、ペンネームでしたら、奇抜な名前は印象に残りやすく、トクなこともあります。多くの人に知られてしまえば、多くの人が読めますし、男女もわかります。しかも本人が作る名前ですから、自分でみっともないと思う名前はつけないはずです。
2 実名として大きな欠陥のある珍奇名前は、一部のマスコミが面白がって集めて発表することがありますが、テレビで言った、雑誌にのっていたからといって、「それがトレンドだ」「そういうのもありなんだ」と思うとまちがえます。ドッキリネタ、お笑いネタと名づけの知識とはちがいます。
しかもそうした名前をつけた人を「個性がある」「感性がいい」と思う人は少なく、ただのヘタくそな名づけ、悪ふざけに見られやすく、知能やモラルの二極化によるものだ、とさえ言われたりもします。
ただし心理的には「過剰適応」といって、他人のことが気になりすぎるのが原因で、お気の毒なことではあるのです。そして無抵抗な赤ちゃんの名づけのとき、「だれもつけない名前が個性的だ」という勘ちがいがおきてしまうのです。
ただそうはいっても、社会の反応は意外に冷たいのです。もし人に不快感を与えたり、つけた人の知能やセンスを疑われるようなことにでもなったら、何のための名づけかわからなくなってしまいます。
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