●好きな候補の名前を出しながら、字画占いをする人も……
       これはよく見られますが、希望の名前をつける名づけと、占いにしたがう名づけ(希望の名前をカッテにつけられない)は、発想も手順もまるで反対で、出てくる名前の範囲がちがいます。ちがう名づけを同時にまぜてやると大混乱をおこしますから、かならず別々に分けてやってください。
             ● ご自分の希望の音や文字で名前をつくるときは、占いの話をまぜてはいけません。
             ● 占いに従うなら、名字と字画の合う名前しかつけられないので、ご自分の希望は言
          えません。その場合は、さきに名字と字画の合う名前の画数を計算しなければなり
          ません。
       両方の名づけをやってみたいなら、頭を切りかえて別々にやればできます。偶然に両方に同じ名前が出ることもないとはいえませんが、あまり期待しないほうがよいでしょう。
        
        
        18−16の名字と字画の合う名前の画数を、その流派のやり方で計算します。
              01-06 01-16 01-17 01-20 01-23 01-30
              02-03 02-05 02-15 02-16 02-19 02-21
              02-29 05-06 05-13 05-16 05-19 07-06
              07-14 07-16 07-17 08-03 08-05 08-13
              08-15 08-16 08-23 09-14 09-15 15-03
              15-06 15-16 16-05 16-07 16-15 17-06
              17-07 17-14 18-03 18-05 18-06 18-13
              19-05 21-03
        
                           ![]()
| 08−03 から 08−05 から 07−06 から 08−15 から 08−13 から ・ ・ ・  | 
              卓也(たくや)、拓也(たくや)、和也(かずや)、奈々(なな) 昇平(しょうへい)、茉央(まお)、奈央(なお) 花帆(かほ)、里帆(りほ)、志帆(しほ) 和輝(かずき)、実穂(みほ)、直輝(なおき) 茉鈴(まりん)、明日香(あすか)、歩夢(あゆむ) ・ ・ ・  | 
            
 *このような、名字に字画の合う名前の画数と名前の実例は、名づけ相談でもさしあげています。
        
        
         この名づけのよい点
         占いが大好きで、「字画で人生が決まる」と信じ、字画を数えるのが楽しい、という人には向いています。また、名字からつけられる名前の範囲がきまるので、名前の希望が何もなく、ただ候補を与えてほしいという人には便利です。
        
        この名づけで気をつけること
        ●世間では「占い」の話があふれていますので、名づけは字画を合わせるものだと思いこむ人も多いですが、占いにしたがう名づけはたくさんの名づけのなかのひとつにすぎません。
         他人から「字画をあわせろ」と言われても、占いを強要される必要はありませんから、イヤなら無視してください。
        ●占いは名字と字画の合う名前しかつけられず、希望の名前を自由につけることはできません。候補のお名前をひとつひとつ字画を数えて占う人もいますが、希望の音や文字からつくる名づけと、占いにしたがう名づけは、逆発想でなかなか両立しません。
        ●占いは流派が何十もあり、占い方がまちまちです。同じ名前が流派によって大吉になったり大凶になったりしますから、はじめに流派(本・サイト・占い師)を決めておく必要があります。
        ●名字の画数から名前の画数を計算するのはかなり困難です。(よくある名字の場合は占いの本に書かれていることもあります)
        ●あまり占いばかりしていますと、質のいい情報にふれる機会がなくなり、難点のある名前がたくさん出てきて、レベルの低下をまねくこともよくあります。
        ●占いは不吉な言葉にふれることが多くなりますので、暗く、重苦しい気分になってしまうかたもいます。楽しくやれないなら、ほかの名づけをしたほうがいいでしょう。
        
        ● 「パソコンやネットではいい名前が出ない」とぼやく声も……
         パソコンのソフトや、ネットで提供されるのは、ほとんどが占いにしたがう名づけです。占いにしたがえば、つけられる名前はせまい範囲になりますから、ご自分の好きな名前が見つけにくいのは当然です。
         またどなたもご存知のとおり、パソコンでははじめに記憶させたデータしか出てきません。はじめにどんなデータが入れられたかで質、レベルがきまるので、名づけの本と同じことです。パソコンに罪はないのです。
        ● 「姓名判断がハズれた」と不満を言う人も……
         お子さんが病気やケガをされたとき、「字画を合わせて名前をつけたのに」などと不満を言うかたもいますが、名づけのとき占いにしたがうかどうかは個人が自由に決めることで、占いを提供するがわに責任はありません。