1 すきな漢字から 文学や歴史の好きな人に向きます。 例:優の字がすき=優太・ 優菜 例:○太郎の名=航太郎・ 将太郎 |
2 すきな響きから いま主流で、歌や音楽の好きな人が得意です。 例:サキがいい=沙樹 ・紗貴 例:2音がすき=莉沙 ・果菜 例:ユウのつく名=悠華 ・雄太 |
3 自然のイメージから やはり主流で、絵や写真の好きな人が向きます。 例:海のイメージで=海斗 ・美帆 例:秋のイメージで=果穂 ・梨奈 |
4 文字数から スポーツマンや、価値観、信念のはっきりした人が好む名づけです。 例:1文字で=・陸 ・茜 例:3文字で=沙也香 ・竜太郎 |
5 何かを記念して 思い出を大切にする名づけです。 例:ヒツジ年を記念して =翔平 ・洋香 |
6 占いにしたがう 名づけの本やサイトによく書かれている方法です。 名字と字画の合う名前しかつけられませんので、好きな名前をつけることはできません。また流派に よって占い方がちがい、つけられる名前の範囲もまちまちです。 例:藤澤さんの名字に字画の合う名 =拓也 ・直樹 ・優花 ・明日香 |
7 期待や要望 本人への期待や要望と名前をつなぐ方法で、命名の専門家はあまりおすすめはしていませんが、世間ではよくほめられます。 例: 優秀な子になれ=秀平 ・賢悟 |
●名前は最後に字画を数えなさい、神社で見てもらいなさい、は本当?
つけたい好みの名前をあげて、最後にしぼるときに字画を数えたりするのは、いきなり発想を逆転させて、占いにしたがう名づけに乗りかえることになり、候補の名前はほとんど消されて、はじめからやりなおしになります。
占いにしたがうのであれば、「最後に」ではなく、はじめから名前をつくる手順がちがい、自分のつけたい候補の名前とはちがう範囲の名前になるのです。神社で見てもらうにしても、字画を数える神社もよくありますから、その場合も占いにしたがう名づけでやりなおしをすることになります。
7つの名づけが見えているかいないかで、こんなちがいになります
全体が見えている 楽しい名づけ |
全体が見えない 混乱した名づけ |
●「わたしはこうしたい」「こんな名前がすきだ」と、ご自分のホンネが明確なので、必要なときに、質のいい情報を手にいれられる | ▲自分でも何をしたいのかわからず、候補の名前をまわりにしゃべり、人の口出しや世間を流れる話にまどわされ、有害無益な話を集めて混乱する |
●「サヤカという名をつくってみよう」「海のイメージでつくろう」「この流派の字画占いではどんな名前になるか」と、1回ずつ分け、ちがう名前をつくり、最後に全体の中から好きな名前をえらぶ | ▲ちがう名づけを1度にまぜてやろうとして、「サヤカとつけたいけど字画が合わない」などと行きづまり、ときにパニックにおちいる |
●「ホのつく名前がいい」というふうに、希望が具体的で、ホノカ、ミホ、カホ、ホナミ、シホ、リホ、ナホ、マホ、サホ…、などと具体的な名前がうかんでくる | ▲「かわいい名前を」「言いやすい名前を」といった抽象的なコトバや、「あまりいない名前を」という否定文で考えていて、具体的な案がうかばない |